RoiPainter4D Segmentation

top page    I/O    Visualization    Segmentation    Refinement    code   



Segmentation Top

Threshold and Region growing (閾値処理と領域拡張ツール)

このツールは,4次元X線CT画像に対して閾値処理(Thresholding)や領域拡張(Region Growing)を行い,前景領域を抽出するものです. 背景領域と前景領域(注目領域ROI)との輝度値の差が大きな場合に有効です.


ワークフロー

  1. ツールの起動 : Click "Menu > mode switch > Seg Threshold and Region grow"
  2. 閾値の設定 : 分割する画素の上限CT値と下限CT値を設定する.
  3. シードの配置(Region Growingの場合) : シードを1つ以上配置する.
  4. 領域分割 : Thresholding/Region Growingにより領域分割を行う.
  5. 終了 : ダイアログ左下のFinish and Storeを押す.



メインウインドウのユーザインタフェース



Shift + L-click : クリックした位置にシードの配置
Shift + R-click : クリックしたシードを削除
Shift + L-drag : クリックしたシードの移動

Ctrl+L-drag : 曲面切断面の描画

Left-drag : 視点平行移動
Right-drag : 視点回転
Middle(Wheel)-drag : 視点拡大縮小
Wheel : スライスの移動


ツールダイアログ


d1. Threshold slider : 前景領域として切り出す閾値(CT画像ならCT値)を指定する
d2. All frame : すべてのフレームに処理を行う
d3. Only current frame : 現在表示されているフレームのみに対して処理を行う
d4. Thresholding : 現在表示されているフレームのみに対して,閾値処理による領域分割を実行
d5. Region Grow : 現在表示されているフレームのみに対して,領域拡張法を実行する.少なくともひとつのシードが配置されている必要がある.
d6. Thresholding : 全フレームに対して,閾値処理による領域分割を実行
d7. Region Grow : 全フレームに対して,領域拡張法を実行する.少なくともひとつのシードが配置されている必要がある.空間的にだけでなく時間的にも隣接していれば領域を拡張する(8近傍(x,y,z,t)を利用).
d8. erode 前景領域(全フレーム)に対して収縮処理を施す(ここでは時間方向の隣接情報は考慮せずフレームごと処理を行なう)
d9. dilate 前景領域(全フレーム)に対して膨張処理を施す(ここでは時間方向の隣接情報は考慮せずフレームごと処理を行なう)
d10. fill hole 前景領域(全フレーム)に対して中空領域の除去処理を施す(ここでは時間方向の隣接情報は考慮せずフレームごと処理を行なう)
d11. Finish and Store 作業終了,領域をマスクとして保存(Vis Maskに移動)
d12. Cancel 作業中止,領域を破棄する(作業内容が消えるため要注意)