ガウス関数(1次元, 2次元, 3次元)の微分

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要旨

  よく使うので、ガウス関数の1階、2階微分をまとめておく
  

1次元

  ガウス関数  


  1階微分     


  2階微分    


2次元

  ガウス関数  


  1階微分     


  2階微分           


  ヘッシアン   


  以下、2次元ガウス関数の一階微分のs=1, s=2の場合のプロット。


    
   スケールスペースの考え方では、画像I(x,y)の微分は、
   ▽ I(x, y) = I(x,y) * ▽G(x,y,s) という感じに、画像とgaussianカーネルのコンボリューションで表される.
   確かに、上のGaussianカーネルのx方向の微分は、よく見るソーベルフィルタ(x方向と)よく似ている.
   実際に, s = 0.05, pixel pitch = 0.05くらいに取ると、ソーベルフィルタ{{10-1}{20-2}{10-1}}になる.


3次元

   ガウス関数  


   1階微分     


   2階微分            


   ヘッシアン    

  
  一階微分は、ソーベルフィルタ等よく必要になるが、ヘッシアンも結構重要らしい.
  3次元で各ボクセルのヘッシアンを作成して、その固有値分解をすると、その周囲が血管などの円筒状なのか膜状なのかが分かるよ、と言う論文がたくさん出ている。